基地はいらない、どこにも


DVD/VHSで発売中の    米軍再編ドキュメンタリー  『基地はいらない、どこにも』  演出:小林アツシのblogです
by kichidoko
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カテゴリ:作品について( 7 )


DVD『基地はいらない、どこにも』が発売して10年!

DVD『基地はいらない、どこにも』ができたのは10年前。
2007年の1月18日に、東京の中野ZEROで完成試写会を行いました。

この作品をつくり始めたのが、いつ頃なのかははっきりしていません。それまでに私が別の映像作品やテレビ番組のために取材した映像を集大成し、この作品のために長期間の追加取材をして完成させたからです。

さらに以前の、過去のアーカイブスからの映像も使用していますが、私自身が取材した映像でもっとも古いのは、2004年に初めて沖縄の辺野古で取材した映像です。ですので、そこから数えると『基地はいらない、どこにも』が完成するまでに2年以上かかった事になります。

その間の仕事としては、神奈川県の基地に反対する運動を中心にした『黙っていると100年先も基地の街』という作品もありました。
その作品をつくった頃、プロデューサーと「神奈川だけじゃなくて日本中の米軍基地の問題として捉えた作品をつくりたい」という話をしていました。

ところが、その作品をつくるためのお金を出してくれるところがなく、どうしようかと思っていたらプロデューサーが自分の退職金の一部を出してくれて、制作会社の日本電波ニュース社が出せるお金と合わせて、自主制作の映像作品としてつくる事ができました。

そうして完成した『基地はいらない、どこにも』は、DVDを買ってくださった方はいたものの、結果的には、赤字になってしまいました。とはいえ、私がつくった社会的な映像作品としては、自分自身でいちばん納得ができる作品をつくることができました。

その後、『どうするアンボ』というDVDをつくった後は、社会的な映像作品はあまりつくらなくなりました。そのひとつの理由は、自分がいちばん伝えたかったことは、『基地はいらない、どこにも』で出し切ったという感覚があるからです。

取材をしている間はこの作品をどうまとめようか悩みましたが、全国各地の基地を取材している間に、すこしずつ「これを伝えるべきだ」という確信が持てるようになりました。

基地問題で翻弄される人たち、米軍基地や軍需産業で働く人たち、日本の基地から出撃した軍隊に殺される人たち……、さまざまな人を見て、取材して、この作品ができました。

DVD『基地はいらない、どこにも』、ぜひ、ご覧いただければと思います。
http://www.ndn-news.co.jp/shop/order.cgi

以下の画像は、完成試写会当時のチラシです。
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by kichidoko | 2017-01-18 10:41 | 作品について

『基地はいらない、どこにも』ぜひ、ご活用ください!

15日の上映&トーク&沖縄料理&泡盛は、お陰様で盛況でした。
いままでネットでのやりとりだけだった方にお会いできるなど、貴重な時間でした。

9月に民主党中心の政権ができて以来、沖縄 辺野古(へのこ)での基地建設計画(いわゆる「普天間移設」)の件が連日、テレビや新聞をにぎわせています。

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『基地はいらない、どこにも』では、1995年から現在の日米合意案にいたる過程をわかりやすくまとめています。また、岩国、厚木、横須賀、座間、相模原などの事例や、米軍再編計画についても解説しています。

DVD、またはVHSは以下で購入することができます。
http://www.ndn-news.co.jp/shop/pickup/kichidoko.html

少人数でも上映会等を企画していただけると歓迎します。この機会に、ぜひご活用ください。
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by kichidoko | 2009-11-18 17:07 | 作品について

DVD『黙っていると100年先も基地の街』

今回は『基地はいらない、どこにも』のベースになった作品を紹介します。

神奈川県の平和団体の依頼で制作した『黙っていると100年先も基地の街』です。
2005年の夏から着手、制作途中で米軍再編のいわゆる「中間報告」が発表され環境が激変する中、2006年2月に完成しました。

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神奈川県は沖縄に次いで全国で二番目に米軍基地が多い県です。
この『黙っていると100年先も基地の街』(43分)では、在日米軍基地と反対運動の歴史を紹介し、軍事レポーター 石川厳さんへのインタビューなどを収録しています。

『基地はいらない、どこにも』でも紹介したキャンプ座間や相模総合補給廠、厚木基地の問題についてもさらに詳しく解説。また時間の関係で『基地はいらない、どこにも』では紹介できなかった横須賀での原子力空母の危険性、その横須賀で起きた米兵による強盗殺人事件、空母艦載機の墜落事故、池子の米軍住宅の追加建設問題、思いやり予算で立てられた相模原の米軍住宅、使われていないにもかかわらず返還されない基地、返還された基地の跡地利用などを紹介しています。

『基地はいらない、どこにも』と合わせて『黙っていると100年先も基地の街』も、ぜひ、ご覧ください。(DVD/VHSがあります。)

購入申込み・問合せ先
http://homepage1.nifty.com/anpohaikikanagawa/video.htm

予告編
http://homepage1.nifty.com/anpohaikikanagawa/damatte.wmv
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by kichidoko | 2007-10-22 09:06 | 作品について

「沖縄の負担軽減」を口実に行われる全国の基地強化

朝日新聞に掲載された記事に対するフォローの意味も含めて、沖縄の基地負担について補足したいと思います。

沖縄の基地負担は軽減されるべきです。

ただし、今の日米両政府のやり方は被害を他の地域にも拡げるだけで、沖縄にとっても負担軽減とは言い難いものです。

■世論調査でも多くの人が「負担軽減にならない」と回答

沖縄県民に対する世論調査では、米軍再編によって沖縄の基地負担は「あまり減らない」が47%「まったく減らない」が19%で計66%が否定的です。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200605161300_01.html

読売新聞が昨年6月に行った全国世論調査でも、沖縄の基地負担が軽減されると思う人が36%なのに対し「そうは思わない」と答えた人が52%もいます。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/news/20060622i415.htm

■たらい回しは解決にならない

具体的には、沖縄の普天間基地を無条件で即時返還すれば負担軽減になりますが、新しい基地を辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸に作ろうとしており、基地機能の強化につながります。

嘉手納基地での米軍機の訓練の一部を全国各地の自衛隊に移転するとされていますが、嘉手納基地が無くなるかというと無くなりません。嘉手納基地自体の機能も強化されています。全国各地で行われる訓練には自衛隊も参加します。
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沖縄以外では、厚木基地(神奈川県)の空母艦載機が岩国基地(山口県)に移駐します。これも日本政府は「神奈川県の負担軽減」と説明していますが、厚木基地は閉鎖しません。整備などでは厚木基地を使い続けるとのことです。つまり米軍は厚木基地と岩国基地の両方を使えるようになるのです。

海兵隊のグアムへの一部移転でも、沖縄の海兵隊員が本当に何人減るのかは未知数です。それに対して日本は巨額の費用負担をすることになっています。移転する予定の部隊も司令部が中心で、沖縄で犯罪を犯している実戦部隊の兵士は残ります。

現在、日本政府は米軍再編によって沖縄の負担が軽減するかのように言っています。「沖縄の負担軽減」は政府によって各地に基地負担を押しつけるための口実として使われていると言えます。

■『基地はいらない、どこにも』にも収録した各地の声

空母艦載機が岩国基地に移転するとされている厚木基地周辺に住む人は、「岩国に持っていったら岩国の人に迷惑がかかるから複雑」「右の生ゴミを左に持っていくようなもの」と語っています。

今回の米軍再編によって全国各地で反対の声が拡がる中、鹿屋基地(鹿児島県)の集会で女子高生がインタビューに答え「米軍は鹿屋にいらないと言うことも大切だけど、米軍基地を沖縄に押しつけ続けるのではなくて別の方法はないのか、鹿屋の人達に考えてほしい」と発言しています。

おそらく彼女は、自分たちの街に米軍が来ると知って、その時に沖縄の人達の基地負担の痛みに気が付いたのだと思います。
沖縄の人達に基地の負担を押しつけてきたのは、日本政府であると同時に私も含めたヤマト(本土)に住んでいる人々です。

では沖縄の基地をヤマトに持っていけばいいのか? 沖縄の人達も「自分たちが嫌なものをヤマトの人達に押しつけるのは嫌だ」と言ってきました。2004年の8月に沖縄の住宅地に米軍のヘリが墜落しました。その時に沖縄で「もう我慢できない。ヤマトに持っていけ!」と言った人がいます。その時は、これまで「嫌なものを他人に押しつけるのは嫌だ」と言っていた沖縄の人がとうとう我慢ができなくなったのです。

沖縄の基地負担は軽減されるべきです。ではどうすればいいのか。『基地はいらない、どこにも』という作品では、その答を導き出そうとしました。ぜひ、ご覧いただければと思います。
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by kichidoko | 2007-03-02 10:45 | 作品について

チラシです。

米軍再編ドキュメンタリー『基地はいらない、どこにも』
作品宣伝用のチラシです。
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by kichidoko | 2007-02-17 10:05 | 作品について

ジャケット画像

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沖縄、岩国、座間、横須賀、各地の自衛隊基地、そしてグアムで……
米軍再編に対する抵抗は続く
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米軍再編ドキュメンタリー『基地はいらない、どこにも』のジャケット画像です。
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by kichidoko | 2007-02-10 10:31 | 作品について

DVDのチャプター

米軍再編ドキュメンタリー『基地はいらない、どこにも』は、基本的には最初から最後まで通しで観ていただく事を前提に作っています。

ただ、繰り返して観る時や、友人などに観てもらう際に時間が無い場合等を考慮して、DVDにはチャプター(頭出し信号)を打ってあります。

ご参考までに、チャプターは以下です。

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○導入
○【沖縄(1995-2004)】
○米軍再編の概要
○【神奈川】
○米軍再編と日米の融合
○厚木から岩国への空母艦載機の移転
○【岩国】
○米軍の文書「QDR」と自衛隊
○日米安保戦略会議
○【沖縄(2005-)】
○グアムの先住民
○そして辺野古では……
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by kichidoko | 2007-01-20 17:24 | 作品について